Apex Legendsのクロスプレイ実装はPC勢が一人負けの可能性…エイムアシストに猛反発!クロスプラットフォーム化はどうなる?
長らく噂されてきたApex Legendsのクロスプレイが本日実装されました。
今回実装されたのはPS4とPC間のクロスプレイで、同時に噂されていたSwitch版のApex Legendsは先送りという結果になりました。期待していたSwitch勢の方は少し残念かもしれませんが、現在開発中とのことですのでもう少しの辛抱でしょう。
具体的なクロスプレイの内容は?
今回のクロスプラットフォーム化については賛否がありますが、ライト層のPS4勢の人からは「PCと統一鯖は嫌だ」との声が多く上がっています。
確かにPC勢は平均的なプレイのレベルがPS4に比べて高い印象がありますし、ライト層の方からすればよりそう見えることでしょう。
結果はPS4、Switch勢がPCとマッチングするのはPCの人とパーティを組んだ時のみになりました。
つまり、実質的にはPS4サーバーにSwitchが加わり、PCサーバーは隔離されていて、PC勢とパーティを組んだ時のみPS4若しくはSwitch勢がPCサーバーに飛ばされるという形と言っていいでしょう。これは初期のフォートナイトと同じ仕組みですね。
また、クロスプレイのオンオフは切り替えでき、オンにしてもPS4とSwitchが統合されるだけで基本PCとは別サーバーですのでPS4勢はPC勢とパーティを組まなければまず問題はないでしょう。
実は本当の被害者はPC勢
一見すると今回のアプデは各プラットフォーム間で一緒に楽しめる機能が追加されただけの良対応に見えます。
しかし、実は今回のアプデはPC勢が大きな被害を被っているのです。
そもそもApex Legendsは特徴的なゲームで、マウスとキーボードで操作するよりもパッド(コントローラー)で操作する方が強いと言われることもあるくらいパッドが強いゲームです。パッドでのみ発動するエイムアシストが非常に強力で、近距離ではチートかと疑うくらいきれいに敵にエイムが吸い付きます。
実際にプロの大会でもパッド勢がトップを独占するなどの事態も起きています。
それほど強いパッドですが、なんとPS4でのパッドのエイムアシストはPCにパッドを繋いだ時よりも強力なのです。
つまり、PS4勢の大量流入が起こるとPC勢は特に近距離での打ち合いが大きく不利になります。
それだけではありません。PS4にはコンバーターというものが存在します。それがどういうものかというと、「マウスとキーボードの操作をパッドの操作に変換する」というものです。
要するに、PS4はパッドと認識してエイムアシストを有効にしますが、実際にはキーボードとマウスで操作しているというとんでもないものです。
PS4勢には一定数このコンバーターを使用している人がいて、どのゲームでもトッププレイヤーは大体コンバーターを使っています。要するにパッドのエイムアシスト付きのマウスプレイヤーですから誰も太刀打ちできません。
これらのPS4プレイヤーがPCサーバーに流入してきた結果、PCサーバーにもともと溢れているチーターに加えてハードウェアチートともいえるコンバーター勢が混ざってくることになります。
また、PC勢にもたくさんのライト層がいて、ライト層ほどパッドの吸い付きエイムに対応出来ず相当不利になる可能性があります。
まとめ
クロスプラットフォーム化は多くのプレイヤーの望みでもあると思いますが、今回はあまりにもPC勢がかわいそうな結果となってしまったように感じます。
それでなくともエイムアシストが強すぎるというのは常に議論されているので、この機会にしっかりとエイムアシストについて見直すべきなのかも知れません。
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